そばこもぐもぐ。

雑食の雑文です。

ソーシャルスタイル理論から見るNEWSのアレコレ。【パート2】

さてさて、続きです。そもそもソーシャルスタイル理論とは何かね?的なものはこちらからどうぞ。

moatjiang88.hatenablog.com

では、4つのタイプの説明から進めていきましょうかね…(今回はNEWSに触れられますように…祈)前回参考にさせて頂いたサイトが上手にまとめてくれてますんで、そちらを引用させていただきながら説明していきます。

参考サイト:

ソーシャルスタイル理論とは(対人スキルを高める) | 「らしさラボ」

 エクスプレッシブ【感情表現度:高×自己表現度:高】

直感型、ムードメーカー、気分屋、とかがキーワードかな、と思います。話すスピードは速め、抑揚のある話し方で、身振り手振りも多い人、多いんじゃないかな。一度、エクスプレッシブタイプばかりで話をしてる時に「身振り手振りしないで話してみて」って言ったらみんな喋れなくなったことがありました(笑)議論も大好き。「こないだこんなことあったんだよぉー!」って話し始めたと思ったら途中でもっと話したいことが出てきて「あれ?何話してたっけ?」とかになるタイプです。それでもなんとなくその場が盛り上がるから不思議。

エクスプレシッブ(自分が注目されたい人)の特性

 ・感情(表情)は出る。明るい雰囲気で自分の思いを言う人。
 ・ノリを重視。注目されたい。新しこと、話題性のあることが好き。例:明石家さんま
(引用:ソーシャルスタイル理論とは(対人スキルを高める)「らしさラポ」より) 

ドライビング(ドライバー)【感情表現度:低×自己表現度:高】

リーダー、経営者、独裁者、がキーワードになります。エクスプレッシブとの違いは感情表現度の高低です。話すスピードは速め、力強い話し方をする人が多いですね。「僕(私)はこう思う!」ってスパっと自分の意見を言うことのできる人なので、なんだかんだいつも自分がまとめ役やってるな…みたいな人もいるんじゃないかな。十把一絡げにされることを嫌うので、こういうソーシャルスタイル理論とか持ちだしてタイプ分析とかされると「俺(私)そういうの嫌い」っていう人もいるんじゃないかしら。
(※ドライビングとか、ドライバーとか言ったりするんですが、私は普段ドライビングと表記することが多いので、ドライビングと記述します。)

ドライバー(合理的に目的を達成させたい人)の特性

 ・感情(表情)は出ない。早口で淡々と自分の意見を言う人。
 ・せっかちで負けず嫌い。目的のためには、厳しい判断も辞さない。例:ビートたけし

(引用:ソーシャルスタイル理論とは(対人スキルを高める)「らしさラポ」より) 

エミアブル【感情表現度:高×自己表現度:低】

聞き上手、優しい、優柔不断、がキーワードですね。the良い人。先程紹介したドライビングの行動特性と真逆の特徴を持ちます。話すスピードはゆっくり。穏やかな話し方をする人が多いと思います。争いごとが嫌いなので、議論好きな上の2つのタイプに比べて、議論は苦手です。でも、4つのタイプで一番の聞き上手です。相手が一番求めてるタイミングで相槌を打てるタイプなので、エクスプレッシブの人と二人で会話してると、会話の総量がエクスプレッシブ:エミアブル=9:1とかになっちゃうことも多いんじゃないでしょうか。一番最初に発言することはなくても、みんなの意見の背中を押してくれるサポーティブな人が多いのも特徴です。

エミアブル(みんなの気持ちを大事にしたい平和主義の人)の特性

・感情(表情)は出る。話すより聴く。明るい雰囲気で人の話を聴く人。
・人の気持ちや全体の調和を重視。平和志向。例:小堺一機

(引用:ソーシャルスタイル理論とは(対人スキルを高める)「らしさラポ」より)

 アナリティカル【感情表現度:低×自己表現度:低】

哲学者、天才肌、宇宙人。これがアナリティカルのキーワードかな…(最後w)話すスピードはゆっくり、話し方は淡々と話す人が多い傾向にあります。良くも悪くも掴みどころのない人が多いです。自分の中ではものすごくいろんな事を考えているのに、それを別に他の人に知って欲しいとはあまり思わない。他者からの評価をそんなに気にしないので、独自の哲学とか持論を持つ人も多いので、自分から話したりしないけれど、この人の意見は聞いてみたい、と周りの人から思われるような人も多いんじゃないかと。なんとなく、ネタの面白い芸人さんにこのタイプ多いんじゃないかなと思ったりしています。突然話を振っても返ってこないことが多いけど、時間を掛けて考えてもらった返答が超面白い!みたいな人もいるんじゃないかなー。

アナリティカル(理屈、分析を大事にする人)の特性

 ・感情(表情)は出ない。話すより聴くこと多い人。
 ・データや情報を分析し、独自の見解を持つことが好き 例:タモリ

(引用:ソーシャルスタイル理論とは(対人スキルを高める)「らしさラポ」より)

 

ようやくNEWSメンバーのソーシャルスタイル…(息切れ)

お、お待たせしました…(待っててくれた人いるかな…)各メンバーのソーシャルスタイルを見ていこうと思います。そんなに素材を持っている訳じゃないので、NEWS担の友達に協力してもらいながら、いくつかインタビューやバラエティー番組を見ながら、私なりに分析してみます。あ、でもまずはメンバーの各ソーシャルスタイルを図にするとこんな感じです。どどーん!

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小山くん:優すぎるリーダー。でもNEWSのリーダーは彼しかいない!【エクスプレッシブ寄りのエミアブル】

 我等のリーダーはエミアブル。でも、エミアブルだけでなく、エクスプレッシブの要素も持っているのが小山さんの特徴な気がします。元々の素質的にはエミアブルで、外的環境からエクスプレッシブの特徴を身につけていった感じ。

ファンのみんな、喜ぶといいなぁ、喜んでくれるかなぁ。

(美恋魂:再始動への軌跡-DOCUMENTARY OF NEWS-より) 

自分がこうしたい、ということよりも、自分が大切にしている誰かがこうあって欲しい、というのは協調性・共感性の高いエミアブルならではだなと思います。

シングルを出すって、そんなに簡単には出せない。テレビの前でどんな顔して歌っていいかわからない。だったら、みんなが自信を持てる時にいこうよ!って……それで決めた曲なので。

(+act.mini vol.18:NEWSの一員として、ひとりのキャスターとして、今の正直な気持ち。これからの夢。より)

ご飯リーダーとかメンバーからは揶揄されますけど、慎重派の多いNEWSの皆が納得するための行動がすごくらしいな、と。例えばこれがドライビング・エクスプレッシブばっかりのグループだと「いやとりあえずやってみよう」ってことになることが多いんですよね。(全然知らないけど、脱退からの新生グループでのスピード決断とかを見ると、KAT-TUNはそうなんじゃないかしらと推測したりする)どちらが正しいという訳ではないんですが、NEWSの場合は話し合いを重ねて、ゆっくり結論を出すことがグループにとっては最適な答えを出す一番いい方法だったんじゃないかとソーシャルスタイルの全体像を見て、思った次第です。
そして、彼が良きリーダーである要素に最年長であるってことは大きいと思う。これ、他のメンバーだったらあんまり関係ないことかもしれないんですけど、空気を読んだり、外からの見られ方を気にするエミアブルな小山くんは、おそらく最年長じゃなかったらこんなに場を作ろうとしないと思うんです。できないんじゃなくて、しない。そして、自分が年下からタメ口聞かれるのは別にいいけど、自分が年上にタメ口聞いたりするのは相手が嫌がるかもしれないな…とか考えちゃうと思うので、今のような引っ張り方ってしないんじゃないかな、と。だから、他のメンバーを上手に泳がせてあげて、いい答えを引き出してあげる小山くんは、NEWSにとって唯一無二のリーダーなんだと思っています。

手越くん:最年少のNEWSのエース!彼の一言がNEWSを引き締める!…ハズ【ドライビング】

はい!ドライビング!!って感じの手越くん。

仲間も後輩も先輩もライバル(しゃべくり007より)

走魂で足がつっちゃった自分を気遣う大人に食って掛かっちゃう負けず嫌いな手越さん。でも、そういう強い意志を前に出せる手越くんは、NEWSにおいて、とっても重要な要素を持っています。ソーシャルスタイルの全体図を見てもらうとわかるんですが、ソーシャルスタイルでみるとNEWSで自己表現度が高いのって、手越くんだけなんです。もちろんみんなコミュ力高いから、ちゃんとコメントできるんですけど、ドライビング独特の力強い話し方、「こう思う」って断言できる強みみたいなのは、手越くんならではだと思います。
コンサートの掛け声、スタッフやJrへの挨拶を手越くんがすること多いんですけど、毎回場がシンッとなるというか、手越くんの声を聴こうと自然と場の空気が変わるんですよね。声が通るとかもあると思うんですけど、ドライビングの人の話し方ってなんか引き込まれるんですよね。変に難しい言葉を使う訳でもないのにその場にいる人のモチベーションをグググっと上げる手越くんは間違いなくNEWSのエースだと思われます。

ペース配分苦手なオレ(笑)

(美恋魂:再始動への軌跡-DOCUMENTARY OF NEWS-より)

NEWS唯一のリスクテイカーらしい一言だなと思います(笑)

増田くん:NEWSの職人。NEWSのカラーは彼が決める。【アナリティカル】

まっすーはちゃんとインタビューとかを観ればみる程、職人というか、自分独自の選択軸がしっかりしてる人だなぁと感じます。アナリティカルの人が持つ、「オレはオレ」っていうのがすごく個性に繋がっている人ですよね。4人で話している時、結構話さないことも多いまっすーですが、興味ないから全然聴いてないか、考えてるうちに次のテーマにいっちゃう…みたいなことも多いのかなと思います。

自分の紡いだ言葉にはこだわりがあるからこそ、こういう行動に繋がるんですよね。ドライビングの(自己表現度の高い)手越くんからしたらなんで?って思うんでしょうね。でも、ゆっくり時間を掛けて出した言葉はできるだけ自分の意思そのままに伝えたい。そういうまっすーのこだわりをビシビシ感じます。

「嬉しいだけじゃなく不安な気持ち」

「Shareはプレッシャーがより多い」

(美恋魂:再始動への軌跡-DOCUMENTARY OF NEWS-より)

好きだから、好きだからこそ、怖い。自分の求める形があればある程、不安になる。不安を口にしがちだから、ちょっと頼りなく感じることもあるかもしれないけれど、アナリティカルな人がそのリスクを背負ってまで挑戦しようとしていることは、とんでもないこだわりと想いを持った行動であると思います。あと、空気の音が聞こえる程スベることができるまっすー。「ここはオレ滑っても大丈夫」って自分が思ってる領域については評価されなくても平気なのがアナリティカルの特徴でもあるので、おそらくトークについてはオレの領域じゃないと思ってるんじゃないかとこっそり思ってます(笑)

加藤くん:NEWSのメンバーを繋ぐのは彼。NEWS1のバランサー。【エミアブルよりのアナリティカル】

さて、最後を飾るのは我等の加藤先生。実は、NEWSの4人の特徴を上手に繋いだりできるバランサーは彼なんじゃないかと思っています。個性がないと言ってるんではないのであしからず。アナリティカルど真ん中のまっすーに比べて、加藤くんはエミアブルの要素も持っているように感じます。か、もうちょい話すことについてが加藤くん自身の興味領域なのか。いずれにせよ、まっすーのこだわりを理解しつつ、言語化したりするのが上手なんじゃないかなと感じるのは、加藤くん自身もアナリティカルの特性を持つからなんじゃないかな、と。

ファンがガッカリしちゃったらって思ったりもする

(美恋魂:再始動への軌跡-DOCUMENTARY OF NEWS-より)

こういう発言は、アナリティカルな感じしますよね。

梅のヘタをひたすら取るのが幸せメレンゲの気持ちより)

みたいなこだわりも、アナリティカルっぽさな気がします。

で、各メンバーとのコミュニケーションを見ていくと、手越くんとコミュニケーションする時は結構気を緩めているというか、手越くんがそんなに相手からの同意を求めないことを知っているので、ふわーっと流してる感じが面白いですし、だから結構手越くんも一緒にいて居心地いいんじゃないかなー。で、小山くんは別にソーシャルスタイル云々とか関係ない気も最早しちゃいますけど、気を使いがちが小山くんに対して、同じく空気を読んでくれる加藤くんの存在は大きいんじゃないかなと思います。
小山くんは「今どこの引き出しを開けたらいいか」を判断するのが上手で(でもそれはキャスターになってより磨かれたんじゃないかな。週4で対話のトレーニングしてると思ったらそりゃMステでもファシしちゃうよねw)、加藤くんは「小山くんが開けた引き出しの中身を上手に外に出せる」人。だからNEWSな2人とかでもっともっとコンビの強みが磨かれたら、二人の可能性がもっともっともっと拓かれるんじゃないかってワクワクしかしないです。

まとめ。というか以下余談。

…書き終えた…。NEWSをたくさん知ってる方にとっては、いやそりゃそうだろ、ってことも多いと思うんですが、感覚でわかってることをわざわざ言語化するのが好きなんで、疲れましたが楽しかったです。

NEWSにはムードメーカー的なエクスプレッシブがいないのと、4人のうち、自己表現度が高いのが手越くんのみであることから、結構じっくり決めていくことが多くなるグループなんだろうと思います。でも、だからこそ、彼等が出した答えには信頼が持てるし、きっと彼等の想いは確固たるものになった状態になって表に出てくるんだろうな、と。

本当は元メンバーの方達のソーシャルスタイルも分析して、前後の関係性がどう変わったかとかも見てみたいと思ってたんですが、なんせ素材が少なかったので断念しました。いいの、私今のNEWSが理屈抜きに好きだし。

あーーー楽しかった!!とりあえず、ソーシャルスタイル理論から見るNEWSのアレコレ。終わりっ!