そばこもぐもぐ。

雑食の雑文です。

辻本さんのAudition Blueに気づきをもらった話。

いつもより、更に個人的な話です。でも、気づきを得たということをどうしても書いておきたくて、書いてみます。あの、本当に個人的な話です。大事なことなので二回言いました。

「没入」と「観察」を同時にするのは致命的だ。

これ、土曜日にめちゃくちゃ信頼してるメンターからくらったフィードバックです。4月から2ヶ月間新しいチャレンジに向けて東京で仕事してるんですけども、今後チャレンジする事業において、「没入」と「観察」を同時にしているあなたは致命的だ、と。「没入」と「観察」が同時に起こるっていうのがどういうことかって話もしなきゃいけないんですけど、つい癖で、その場にいるのにその場で何が起きているか客観的に見ちゃうんですよ。その場にいて、その場で起こっていることに参加しているはずなのに、その場で何が起きているのか言葉にしようとしちゃうんですよね。それはずっと人事領域で仕事をしているっていうのもあるし、どうしても「自分がどう在りたいか」よりも「他人が自分に何を求めてるか」を知りたくて観察しちゃう(その場に没入しきれない)っていうのが自分の中でずっとコンプレックスだったんで。で、それをスパーーーン!!!とフィードバックされて、ふぁーーーーそれはそう、そうなんだけど、どうしたらいいんやーーーーー。みたいな感じでして。でも本当に向き合わなきゃいけないし、乗り越えたいし、みたいな感じで悶々としながら週末を過ごしていました。

エイプリルフールなんかな、マジで。

で、週明け。4月1日。Audition Blue発売日ですよ。みなさん、読みました?一期生推しはマストバイだし、っていうか全人類に見て欲しいんだよな。あれはかなり見て欲しいし、読んで欲しい一冊なんですけどね。

マジでさばききったら値段が高騰しまくるから今のうちに入手して欲しい。それくらい、辻本さんが衝撃だから。本当に衝撃だから。そしてその衝撃に打ち震えながら、なんかすごい勝手に気づきを得てしまったのですよ。

「没入」ってこれか。

今月号のAudition Blueの辻本さんの何が凄いって、「没入」の表現がこれほどアウトプットとして昇華するのか、っていうところで。

このブログを読んでくださってる方はボイメンの辻本さん全く知らないってことはほとんどないような気もするんですけど、辻本さんって元気キャラで、体育会系で、真っ直ぐで、男っぽいって感じの人じゃないですか。

でも、私前からバラエティとかでふっと見せる素の表情とかがセクシーだなと思う瞬間があって。でも瞬間なんですよ、あまりにも一瞬なんだけど。ツタトラのワイプで見せるふとした笑顔とか、自分が振られてないシーンで見切れるか見切れないかの所で見せるメンバーへの優しい表情とか。そういうところがすごくいいなと思っていたんですけど、でもそういう表情を辻本さんのアウトプットとして観ることはほぼなくて。それは寂しくもあるけど、まぁそれが辻本さんだしな、と思うことも多かったんですよね。

それが今回のAudition Blueですよ。あの今までワイプとかで一瞬見れたか見れないかのあの一瞬の表情が、雑誌のグラビアとしてアウトプットされている衝撃たるや。それを見てもちろん「うわぁぁぁ!!!!!!」みたいなかっこよさへの興奮ももちろんあったんですけど、「没入」する、その場に入り込んで素の自分で勝負してる感じに、すごく感動してしまって。

多分、本当に多分ですけど、辻本さん「周りから見られている」という点においてなかなか「没入」が難しかったタイプなんじゃないかなと思うんですよね。期待役割的にもそれをしなくても他の強みでカバーできたんじゃないとも思うし。でも、自分がそう在りたいだけじゃなくて、他人が「いやこういう一面だってあるじゃん見せてごらんよ大丈夫だよ」っていうその場への信頼っていうのかな、そういうのを信じたうえであの表情になったのだとしたら、やっぱりその場に「没入」するってめちゃくちゃ大事だなと思ったんですよね。辻本さんのあの表情を見て「没入」って自分がどうこうって話じゃなくて、その場の一部になるってことだと思ったし、辻本さんがそうってことじゃなくて私の場合は「観察」しちゃう自分はその場を信じきれてないのかもしれないな、そういう気づきをもらった訳なんでございます。

芸能人になったら、不登校の子とか、人生に希望の持てない子に勇気を与えられるかなと思ったんです。ただ、今って芸能人でも熱くぶつかる、みたいなことは求められてなくて抑制されてるから、タイミング的にやろうと思ったときが今みたいな空気だったら、また別のことをしているかもしれないですね。

Audition Blue5月号 p.126より引用

辻本さんは想像している何倍も何倍も客観的にいろんなものを見ている人なんだろうと思う。それを理解したうえで、その上で「没入」するシーンに立ち会えた(というとちょっと大げさなんだけど) のはとてもラッキーだったと思うし、このタイミングで見れて、読めたのがすごく幸せだったと思う。という気付きがあった、という話でした。

 

辻本さん、今のご時勢だって、勇気を与えてくれていますよ。ありがとうございます。そして米谷くんと早くご飯いってください。