ソーシャルスタイル理論から見るNEWSのアレコレ。【パート1】
心優しいあなたに向けて、書きます…!
さて、またまたやってきました、キャリア論から見つけるNEWSシリーズ、第二弾。前回の投稿後に次のネタ何にしようかなと思ってメモってたんですが、どなたかが一票投票してくれていました。
なんとなく考えてる次のネタ
— そばこ (@moatjiang88) March 10, 2016
嗚呼、心優しいどなたかのおかげです。一票投じてくださったあなたが、楽しんでくれますように…!!
※前回の記事同様、あくまで個人的に楽しむ為にやっておりますので、これが絶対に正しいということではありません。一票投じてくれた方始め、このエントリーに辿り着いた方に楽しんでもらえたらなとは思いつつ、いろいろNEWSの動画とか見ながらワチャワチャ考えて楽しかったなっていう備忘録的な要素も兼ねております。
ソーシャルスタイル理論とは何か。
まずは今日のテーマになるソーシャルスタイル理論について説明していきます。普段はソーシャルスタイルと言っているので、以後ソーシャルスタイルと記述しますね。(※twitterでは字数が多かったので行動特性と書いてました)
ソーシャルスタイル理論について本も出版している方が寄稿しているページがあったので、そちらを引用させていただきますね。
ソーシャルスタイル理論とは(対人スキルを高める) | 「らしさラボ」
ソーシャルスタイルという名前を聞いたことがある人もいらっしゃるかもしれません。ソーシャルスタイルとは、1968年、アメリカの産業心理学者、デビッドメリル氏が提唱した、今や世界に広まるコミュニケーション理論のことで、4つに分類される人のコミュニケーションのパターンを活用し、適切なコミュニケーションを選択するものです。多くの企業で取り入れられるグローバルスタンダードのメソッドです。
人とコミュニケーションを取る時、自分がどんな行動を取る傾向にあるかを4つのタイプに分類するんですが「この人、好きだな」とか「この人、苦手だな」みたいなことも、実はこのソーシャルスタイルが関係してたりすることがあります。
で、このソーシャルスタイル理論のポイントというか、上手な使い方としては、
- 自分のソーシャルスタイルのタイプを知る
- 相手のソーシャルスタイルのタイプを知る
- 相手のソーシャルスタイルに合わせたコミュニケーションを取る
ということです。特に3が大事。「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」とかよく言ったりしますが、このソーシャルスタイルは「いやじゃあどうやって自分が変わればいいっていうのよ!」って人に一つのヒントになりうるんじゃないかな。
では、まずは早速やってみましょう。
これも、先人のサイトがあります。この記事の最後に診断できるページを掲載したので、ぜひそちらでやってみてください。
結果も下記サイトに書いてあったりするんですが、後半のNEWS分析にも関係しますので、拙いなりにこちらにも各タイプのことを記載していきますね。
ちなみに、ソーシャルスタイル理論は、2つの軸の高低を基準にタイプを分けていきます。軸は下記の2つ。
(※ちなみに、軸の高低はイコール優劣ではありません。感情表現度が高いから優秀とかいうことではなく、各軸に対して表現する度合いが高いか低いか、その違いにすぎません。)
- 感情表現度
- 自己表現度
1.感情表現度
何かを話す時、感情を込めて話すかどうかが見極めポイントになるかと思います。感情表現度が高いタイプは、身振り手振りが多かったり、何かエピソードを話す時も情緒豊かです。感情表現度が低いタイプは、淡々と話すことが多く、エピソードを話す時にも事実ベースで話す道筋がしっかりしています。
2.自己表現度
自分の意見を主張するかどうかが見極めポイントになります。自己表現度が高いタイプは、議題に対してハッキリと意見を言う人が多いですね。自分の意見や方向性が決まるスピードも早いので、議論するのも大好きです。その場で一番最初に意見を言う機会も多いんじゃないでしょうか。逆に自己表現度が低いタイプは、バンバン自分の意見を言うことはありません。他の人の意見を聞いたり、熟考しながら、自分の意見をまとめていくことが多いと思います。自分から積極的に意見をいうことはあまりしませんが、考えていない訳ではなく、考える時間を経て意見を聞くと、良い意見が出るのもこのタイプじゃないでしょうか。
では、この2つの軸を元に、4つのタイプが出来上がります(下記の図を参照)。これから4つのタイプをそれぞれ説明していきますね。(NEWSが出てくるまでもうしばらくお付き合いくださいませませ…)
と、ここまで書いたけど、もう駄目だ…。眠くなっちゃった…。続きはまた書きますね…。それまでに、もしよろしければ、ご自身のタイプがなにか、ぜひやってみてくださいませ。
次回予告(多分)
- ソーシャルスタイル4つのタイプの詳細説明
- NEWSメンバーのソーシャルスタイル
- ソーシャルスタイルから見るNEWSの強みとチームビルディング
また、見てくれよなっ!(これなんのアニメの予告だっけな…)
キャリア論からNEWSを見つめてみる試み。
キッカケはふとしたやりとりから。
昨日、NEWS担の方とLINEでやり取りしてたんです。(NEWS担3人のグループなんですけど、2人でやりとりしててもう一人は朝そのやりとりに気づいたそうな。その通知数242。朝から爆笑した)そのやり取りの中で
「NEWSはドラマの主役はれる感じしないなぁ…」
という一言が飛んできてですね。まだまだ新規な私はそこらへんよくわかんない(そして俳優の素質云々みたいなのも超疎い)んですが、ふと思ったわけです。
「うーん、でも役割が人を育てるっていう育成セオリーもあったりするしな…」
と。普段からキャリア論とかチームビルディングみたいなことが自分の領域だったりするので、NEWSと絡めて考えてみようかなと思い至りました。
まぁプロじゃないし、これが全てにおける正とは思ってないっていうのと、なんかやってみたくなったんで、やってみます。
Planned Happenstance Theory.
「計画的偶発性」とかって言ったりします。スタンフォード大学のJ.D.クランボルツ氏が提唱したキャリア論です。
私がこのキャリア論の好きな所は、
- 人生の8割は思った通りには進まないことを前提とする
- 職業や職種などよりも、自分がどう在りたいかというイメージに向かって行動することでチャンスが訪れる
っていう所です。何か一つのことを極めようとすることは、視点を変えると他の選択肢を捨てているということだ、という点においても、昔みたいにしっかりと役割が与えられていた社会(ex.男性は仕事、女性は家庭)よりも、何者にもなれるが何者であるかは自分で決めねばならない、という今の社会にフィットするよなーと感じています。
何か挑戦してみようという時に、前例や慣習に流されず、とりあえずやってみようという勇気と行動力が、新しい可能性やチャンスを引き寄せるよねっていうのがPlanned Happenstance Theoryのポイントです(多分)。
Planned Happenstance Theoryをどう引き寄せるか
じゃあ、その計画的偶発性(という種類のチャンス)をどう引き寄せるか知りたいって思う人(がいればいいな)に、もうちょっとだけ。J.D.クランボルツ氏は、以下の5つが計画的偶発性を引き寄せる行動特性であると言います。
- 好奇心[Curiosity]
- 持続性[Persistence]
- 柔軟性[Flexibility]
- 楽観性[Optimism]
- 冒険心[Risk Taking]
まぁなんとなく想像つきますよね。
「自分の専門領域だけにとどまらず(好奇心)、一度始めたらある程度成果が出るまで実行(持続性)し、あらゆる出来事に対して前向き(楽観性)に、受け入れる(柔軟性)。知らないことに飛び込むリスクを背負える(冒険心)人」
みたいな感じ。一見似ているようでも、夢だけ見て実行が伴わない人とはちょっと違いますよね。行動力あるんだけど、毎回言ってることもやってることも違わねぇか、みたいな人だと、持続性が行動特性として足りないね、とか。でもそれが自分で認識できたら後は行動を少しずつ変えていくことで、計画的偶発性を引き寄せることもできるんですね。そう、自己認識(客観的な自己分析)って大事。
NEWSはPlanned Happenstance Theoryの体現者である。
はい、やっとNEWSです。いや、私ね、まさに今のNEWSに計画的偶発性を引き寄せてる感をビシビシ感じるんです。
- 相次ぐ脱退や活動休止など、様々な出来事を乗り越えて4人でやっていこうと決めたNEWS(楽観性、持続性)
- キャスターに週4で挑む小山くん、作家デビューした加藤くん(好奇心、柔軟性)
- ニューアルバムQUARTET含む楽曲の攻めっぷり(冒険心)
…やべぇ新規すぎてエピソード全然出てこねぇ(笑)でも、新規の私でもわかります。彼等が止まっちゃダメだ、前に前に進むんだ!って思ってる感じ。
なんかの番組で小山くんが「人生は下りのエスカレーターみたいなものだ。そのまま立ち止まったらどんどん下降していく。上に上にって歩き続けなきゃいけないって言葉が好きだ」みたいなことを言ってたんですけど、あぁそういう気持ちを持ちながらそれでもメンバーが輝くことが一番だって言い切れるリーダーシップって素晴らしいなと思ったのを覚えていて。それはまさに今のNEWSの活動にも繋がってるんじゃないかな、と思った次第です。
鍵は加藤くんの批評性じゃないかと期待してみる。
あと、加藤担になった決め手はこれだな、と思うのは、加藤くんの批評性。批評性も計画的偶発性を引き寄せるには大事な要素だと個人的に感じているんですけど、上記に書いた行動特性と自分自身を照らしあわせて行動できるか、みたいなことって、批評性に繋がるんだと思うんですよね。
冒険心を持って行動することは大事だけど、「何が自分にとって冒険か」と判断できるかどうかってすごく大事。ジャニーズ事務所の中のグループのポジション、自分のポジション、グループの中の自分のポジション…。あらゆる役割の中で何を選択するかって相当冷静に自己分析できてないと成功しないと思うんですよね。それが結果、加藤くんにとっては小説だった訳ですけども、その選択がすげぇな、と。
どこまで批評性を持って取り組んだのか、それこそ計画的偶発性から生まれたものなのかは本人じゃないので想像の域を出ませんが、タイプライターズでアイドルについて語る彼や、小説で表現する「どこまでが彼のエピソードでどこからがそうじゃないのか」と抜群の塩梅で想像させるっていうのは自己批評の賜物じゃないかと。さすがタマフルリスナーだぜ。
Theme of "QUARTET"のメイキングで見せるリズム感ゼロの加藤先生が語るQUARTETのライナーノーツの秀逸さ。いやマジでクラウドのライナーノーツ読むだけでも価値あるからマジで日本語読める人全員読んで欲しい。
そして彼等のキャリアが確立していくことで「アイドルなのに、アイドルらしいことさえも、逆にカウンターになる」可能性があるということ。アイドルなのに非アイドル。だからこそ、アイドルらしいことも…(ゲシュタルト崩壊)。つまり、より彼等の一つ一つの活動に深みというか、今まで取り込めなかった層も取り組めるチャンスなんじゃないかな、と。いちごのないショートケーキみたいなアイドルだけど、だからこその月9主役、なんて未来が見える…ような見えないような…。そしてその鍵を握るのが、加藤くんの批評性なんじゃないかなと加藤担は思った(願ったともいう)。
…結局、加藤くんの素晴らしさを語りたいだけのブログになってしまった。てへへ。
ピンクとグレー観てきました【2回目。もちネタバレしちゃってます】
もう今日は仕事でグッタリすることあり、見出しとか丁寧なことしてらんないです、書きたいこと書きたいように書いてやるんだ、そうするんだ。世知辛い、世の中は世知辛い。
はい、そしてそんな世知辛い世の中を62分後の衝撃にて表現している映画でおなじみピンクとグレー。土曜日の夜、渋谷にて2回目観て参りました。今回はあらすじは知っているので、前回ちょろっと気になったことを重点的に観てみました。
moatjiang88.hatenablog.com 前回の記事。
このシーン、勝負してるのロクシタンカフェじゃないですか。これがどうも毎回気になっちゃう。お金に困ってる描写がある訳じゃないんでいいっちゃいいんですけど、ロクシタンカフェの単価を考えると二人がここにいるって設定的にどうなのって気になっちゃう。
ドリンクで700円。アイスティー頼もうと思ったら900円するぜ!これを食べ盛りな男の子二人で行くかね?あそこまで渋谷にこだわってるのに、なぜロクシタンカフェ…。渋谷TSUTAYAのスタバじゃダメだったんだね…。まぁ大人の事情なのかな。でも気になりました。その後のシーンで思いっきり1階のロクシタンの看板も出てるし。
2.サリーについて
前回サリーについて気になって、今回は劇中劇から現実シーンも通して、サリーに注目してみて思ったんですけど、サリーの描写が雑っていうか、もっと魅力的な人であって欲しかったなって思うんですよね。私、原作のサリーがとても好きで。ごっちの(そして描写はないけど多分りばちゃんの)初恋の相手であるサリー。芯があって、自分の世界観を持って生きるサリー。弱さ故かもしれないし、自分の生き方がそうさせたのかもしれないけど、ごっちとは違う相手とすんなり(かどうかはわからんが)結婚して自分の人生を歩んでるサリーが、私は好きです。
それが、映画ではサリーが持つ弱さにフォーカスされすぎちゃってる感じがして。りばちゃんをなんであそこで受け止めちゃうかな、とか。え、そんな言われっぱなしな感じですっけ?とか。なんか、母性を間違って捉えた女性が陥りがちなダメ男ホイホイ的な女性になっちゃってるんですよね…。悲しい。ごっちとりばちゃんの友情物語がメインなのはわかるとしても、もうちょっと描き方あったと思う。自分の表現物あんなんされて、泣いて終わっちゃう感じが一番サリーっぽくない!いや、そうか、そもそも映画ではりばちゃんの絵はないんだもんな…ごっちの分しか描かないっていうのがそもそも一番らしくないか…。
3.加藤先生の出演シーン
前回は思い切り見逃してたけど、今回はちゃんと確認できました。でも!私もう1シーン、加藤先生に見えて仕方ないシーンがあるんですよ!!!ごっちとりばちゃんがドラマで共演するシーン。現場を見守るスタッフの中にニット帽被ってる人がいるんですが、その人が加藤先生に似てません?!前回「あ、ここかな?」って思ってその後油断して、答え合わせしたら全然違うっていう。「いやあの人誰だよ!」みたいな(笑)2回目観てみても、やっぱり似てたなーーー。
2回目観てみて、やっぱり俳優陣が皆素晴らしい演技してるなーと思いつつ、小説の世界観との違いをどうしても探してしまう悪い癖が出てしまいました。もちろん全く同じにするなんて出来ないと思うんだけど、でもやっぱり、結構サリーの存在はあの物語の中で小さくないと思うんだよなー。あと、お姉さんのことごっちが好きだった、みたいな描写も、説明的にはそうしなきゃいけないかも知れないんだけど、却って二人の関係が安っぽくなっちゃったな…と思いました。でも、好きなシーンもあるんですよ。ファレノプシスを聴くりばちゃん(河瀬)とか、ごっちの活躍が嬉しくて悔しくて焦ってベッドで悶えるりばちゃん(河瀬)とか。(やっぱ河瀬いい俳優だよな…)映画は映画としてもっと楽しめるのかもしれないなと思いつつ、それにはもうちょっと時間が掛かるのかもしれないなーと思いながら渋谷の夜から田舎に帰ったのでした。
「勢いがいいね」と君が言ったから1月18日はNEWS記念日
祝!ファンクラブ入会!!
大雪でいろんなことが滞る中、近所の郵便局まで行ってきましたよ。払込とかやったのいつぶりだよ!!!
SORASHIGE BOOK聴きながら。
本当、NEWS担(は、初めて使った…担…担……)の人、めちゃくちゃいい人ばっかり。「これもあるよ!」「あれもあるよ!」って皆いろいろ送ってくれるの。そのおかげで毎日ホックホクです。で、最近もらった情報の中で「ひぃぃぃぃ…!」と阿鼻叫喚したのはこれ。
加藤くんのチョイスハイパー好み…!3回目、いきなり邦楽の一発目がフラカンの深夜高速とか…!!なにそれ!好き!!!しかもパンダにバナナも!ひぃっ!レキシなんか3回も取り上げられてるじゃん!!!夙川?!え!じゃあモールルは?!レキシもハナレグミも好きならバタ犬いってよ、絶対好きだよ!!!!!!!ってなりました。悶えました。今も思い出して悶えてます。
そして録音してムフムフ言いながら聞いた今回のSORASHIGE BOOKで紹介されたぼくのりりっくのぼうよみさん、凄い良い。高校生とか才能の固まりすぎて怖い。
ぼくのりりっくのぼうよみ - 「sub/objective」ミュージックビデオ
加藤くんファンクも聴くのかなー。ジャンル問わず聴くって言ってたよなー。マッカーサーアコンチとかどうかなー。トリプルファイヤーも好きじゃないかなー。ナンバガとか絶対聴いてるはずだから、KIMONOとかいいんじゃないかなーー。この人の好きなものは信じられる!と思ってからの紹介コーナーは更に楽しみ増えますなぁ。本当、そのうちアフロの変出て欲しい…。テーマなんだろうなぁ…。まだ情報足りなくてアイデア出ないけど、出たらいいと思うの…絶対盛り上がると思うの……。
そんな訳で、NEWSファンクラブ入りました。
コンサートの抽選に間に合うんだろうか…。間に合いますように…間に合いますように…。っていうか「コンサート」っていう呼び方がピッタリなものに行こうと思ったこともなかったので、すんごいドキドキするなー。コンサートかぁ…コンサート…(言いたいだけ)すごいな…。2週間ちょっとでファンクラブまで入っちゃったよ。私写真とか映像よりもインタビューとか読むのが好きなんですけど、今まさに加藤くんの露出はインタビューとかが多いタイミングなので本当にウハウハしています。明日からも露出多いみたいですけど、気になるのはタマフルっすよね。放送は土曜日なのに、もう浮ついてる月曜日。平和です。
ハマる、ハマるよ、どこまでも。
ずるいよーーー、ずるいよーーーー。
※元々NEWSが好きな方達から見たら「いやおめぇ今更何言ってんだよ」レベルであることを承知で書いております。好きになった時の初期衝動なのでご了承ください。
NEWSにハマって約一週間。まーーーー供給過多でズブズブとハマっております。このタイミングでハマった自分が悪いんですが、NEWシングル、全国ツアー、ピンクとグレーの映画化、傘をもたない蟻たちはのドラマ化…そして過去の作品やら出演番組やら……。あっという間に一日が終わっちゃうよ!!!!!!!!!
こんなアイドルがいるのか…!
数多いるアイドルの中でNEWSにハマってるわけなんですが、知れば知るほど「あぁそりゃハマるわ」と納得すること多くてですね。
まぁ小説新規(最早言いたいだけ)の私はもちろん加藤くんが気になって気になって仕方ない訳ですが、彼の映画好きっぷり、すごい。しかもタマフルリスナーなの。めっちゃサブカル(って言われるの嫌いかもな)好きじゃん。こうちょろちょろ「あれ、ちょっとこじらせてんのかな…?(褒めてる)」って思ったりしてた予想は当たりだった嬉しさもあったりなかったり。
そして、ふと思う。
メインカルチャード真ん中にいる彼は、思ったりしないんだろうか…?「俺のやりたいことと違うなーーー」みたいな。ドラマにしたって、映画にしたって、歌にしたって、メインカルチャーまっしぐらな訳じゃないですか。大好きな宇多丸さんに知り合いが出てる映画ボロッカスに言われたりする訳じゃないですか。なんかその自分の好きなものと自分の立ち位置や役割がゆらいだりはしないのだろうか、と不安に思ったりしちゃったんですよ。
そうか、それは必然だったんだ。
「なんで小説なんだ…?」と思ったりもしたんですが、彼にとっての小説は、その一見あっちゃこっちゃに見える自分の在り方を決める為の大事な要素だったのかもしれない、と思ったんですね。ほとんど予備知識なしで小説読めて、今はよかったなと思うんですが、読み進める中で感じる熱さみたいなものは、彼の「俺はこんなこと思ってるんだ!」っていう意思の現れだったのかもしれないな、と。
NEWS好きな方から聞いた、
「仕事が全然ないときに『仕事ください』と直談判したら『お前に何ができるんだ』ってカウンターくらって、『書くことなら…』って返したら『じゃあやってみろ』って〆切決められて、その〆切までにひねりだしたのが小説処女作となる”ピンクとグレー”だった」
っていうエピソード、結果論からいうと、加藤くんなら小説でなくてもきっとできたはず。でも、当時の加藤くんにとっては小説っていうアプローチが一番だったんじゃないかな、って思うんですよね。それくらい、彼は言いたいこと、あったんだと思う。そういう熱量(って言葉使いすぎてんな)のある作品だったなって、素人感満載ですが、感じております。でもって、その作品にとどまらずいくつも作品世に生み出して、そんな彼の作品が映像化されて、その映像化のテーマ曲自分たちで歌えて、その歌い出しを彼が歌う…ひぃぃぃ…書いてるだけで泣いちゃう……。アイドルっぽくないどストレートなアイドル。素敵だ……。